『ステップファザー・ステップ』 宮部みゆき
よつばシステム株式会社 (2011年2月15日 10:32)
中学生の双子の住む家に落ちてきたのはプロの泥棒だった。
双子の策略により一緒に暮らし始める三人。赤の他人がまるで父子のような家庭生活送り、その中で起こる七つの事件とユーモア溢れる三人の会話。ひょんなことから双子達の父親役を務めることになった主人公は、最初は面倒事に巻き込まれたと思っているだけだった。
しかし一癖も二癖もある双子達との触れ合いの中で、父親とはいったどのような存在なのかを体感していく。
テンポの良い軽い文章で進む物語はとても入り込みやすく読みやすい。双子に翻弄される主人公の心境の変化や、双子のちょっとした発言から事件解決の糸口を見つける様は読んでいてとても引き込まれる。
短編ということもありかなりサックリと読める作品なので気分転換にもお勧め。

ビジネス推進部 H.O